この記事では、NFT音楽のメリットとデメリットについてわかりやすく解説します。
- 「NFT音楽って、ふつうの音楽と何が違うんだろう?」
- 「どんなメリットがあるの?」
- 「逆にデメリットはないの?」
こんな疑問を解決できます。
この記事を読めば、NFT音楽の良いところや気になる点がわかり、あなたがNFT音楽をはじめたり、音楽NFTを購入するかどうかの助けになるはず。
ぜひ最後までお読みください。
NFT音楽のメリットは?
NFT音楽のメリットはつぎのとおり。
それぞれ解説します。
ユニーク性が高い
まず、音楽NFTはユニーク性(独自性)が非常に高いです。
NFTはトークンと呼ばれるデジタル証明書のような役割をする固有の情報があります。
そのため、これまで複製(コピー)されて配布されることが多かったデジタル情報(音源)に、シリアルをつけることができます。
つまり、デジタルなデータに対して「この世にただ一つの音楽」である証明ができるんです。
これは、今までになかった画期的な発明と言えます。
希少性(レア度)が高い
NFTは、希少性(レア度)が高いです。
なぜなら、 NFTはトークンの発行量を制限することができ、それを分割することもできないからです。
お金を例に考えてみましょう。
「紙幣を何枚も発券すれば、みんなハッピーになるのに・・・」と思う人もいるかもしれませんが、お金を発行すればするほど、その紙幣の価値は下がります。
みんなが1万円札を何百枚も持っていたら、価値なんて無いですよね?
流通量が少なく、その紙幣に信頼があるからこそ、1万円札は1万円という価値を持つんです。
それと同じで、NFTも流通量をコントロールすることで、希少性を高められるんです。
安定収入(不労所得)を得られる
NFT音楽は安定収入(不労所得)が得られるチャンスがあります。
まず、ミュージシャンが音楽を売れれば、当たり前ですがお金がもらえます。
しかし、音楽NFTのスゴイところは「購入者が音楽NFTを転売するたびに、ミュージシャンには手数料が入る」仕組みを作れること。
そのため、ミュージシャンは安定した収入を得られる可能性があります。
これまで中古屋さんでCDやレコードなどが転売されても、ミュージシャンには1円も利益が発生しませんでした。
これは、とてもウレシイですよね。
「けど、似たようなサービスで音楽サブスクもあるじゃん」
そんな声が聞こえてきそうですが・・・
Spotifyなどの音楽サブスクだと、音楽が再生されるたびに収入が入りますが、1再生回数あたりの金額は微々たるもの・・・。
あなたがメジャーなアーティストでもない限り、音楽サブスクの収入源のみを頼りにして生活していくのはとても困難です(というより無理)。
あなたの音楽をNFT化すれば、購入者はあなたの音楽を楽しむことはもちろん、転売することもできます。
価値が上がれば購入者にもメリットがある一方、あなたにも転売されるたびに手数料が入ります。
これまで、レコード会社などにマージンを取られて、手元に残るお金がわずかだったミュージシャンにも大きなチャンスがあります。
クリエイターが強い時代になりつつあるんです!(わーい♪)
NFT音楽は、収入が不安定になりがちなミュージシャンにとって希望の光なんです。
音源以外にプロモーション素材なども売れる
ミュージシャンは音楽以外にも商品展開することができます(むしろ、そのパターンが多い)。
たとえば、映像やグラフィックなど、プロモーション素材をあなたの音楽NFTとかけ合わせれば、大きな価値を付けることができます。
NFT音楽は、その性質上、ファンとの交流がしやすい媒体です。
ファンはあなたの秘蔵プロモーション素材があれば、喜んで購入するはず。
ファン交流として、これまで大きな成果を上げたものでイチバン有名なのはAKBの握手会でしょう。
CDに握手券をつけることで、ファンに特別な体験をさせることで付加価値を高めてきました。
今後は、コピー不可のデジタル1点モノを所有できることに価値を感じる時代になることは間違いないので、イマから音楽NFTを作っておくことはとても重要です。
NFT音楽のデメリットは?
NFT音楽は、メリットのみならずデメリットもあります。
それぞれ解説します。
違法に作品が出回る可能性
他人の音楽を勝手にNFT化しNFT音楽として販売する悪質なケースも実際に起きています。
すると
- ミュージシャンは損害が大きい
- リスナーは偽物をつかまされる
ことになってしまいます。
NFT音楽に対する信頼性も下がり、せっかくの素晴らしい技術が台無しになる恐れがあります。
NFT 音楽に限りませんが音楽の違法アップロードは犯罪です。
くれぐれも、他人の音楽を勝手に NFT音楽として販売することがないように注意しましょう。
法的なルールが整備されていない
NFTは法的な規制やルールがまだまだ整備されているとは言えない状況です。
暗号資産(仮想通貨)が一躍ブームとなった数年前の状況とよく似ています。
たいてい大きな問題が問題が起こった後に、法整備が強化されるので、今後も注意する必要があります。
NFTはさまざまな可能性を秘めていますが、利用者が安心して使えるルール作りをしていくことが重要です。
手数料(ガス代)が高い
NFTは取引時に手数料(ガス代)がかかります。
場合によっては、音楽NFTそのものより、ガス代の方が高いなんてことも・・・。
「ガス代がイマいくらなのか?」はチェックしておく必要があります。
ちなみに、ガス代としてはイーサリアムを購入する必要があります。
音楽をNFT化するなら避けては通れないので、まずはイーサリアムを購入できる口座を開設することをおススメします。
有名なのはコインチェック ですが、割とカンタンに口座開設できます(もちろん、開設は無料)。
別の記事でくわしく説明しているので、ぜひお読みください。
\最短5分で申し込みできる/
国内暗号資産取引アプリダウンロード数No.1
※対象期間:2020年 データ協力:AppTweak
環境負荷が大きい
NFTはブロックチェーン技術を用いているため、莫大な電力を消費します。
そのため「環境に良くない」という声も挙がっています。
現在は、マイニングコストの低い技術も開発されていますが、まだまだ問題解決には時間がかかりそうです。
メリットとデメリットを理解して、NFT音楽をはじめよう
この記事では、NFT音楽のメリットとデメリットについてくわしく解説しました。
NFT音楽は、大きな可能性を秘めている一方、まだまだ課題も山積み。
わたしたち一般の人々が気軽にNFT音楽を楽しめるようにするには、業界の努力はもちろん、先行ユーザーの普及活動などが大事だと思います。
いまやNFTは音楽に関わらず、アートやスポーツ、ゲームなど様々な分野で活用されています。
今のうちにNFTに触れておくと、まわりの人よりも一歩進んだ世界を楽しめるかもしれません。
ぜひ一緒に楽しく学びましょう♪
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