海外と日本のNFT音楽アーティストをそれぞれ紹介!

海外と日本のNFT音楽アーティストをそれぞれ紹介!

この記事では海外と国内(日本)のNFT音楽アーティストについて紹介します。

NFT音楽に興味があっても、実際どのようなミュージシャンが活動しているかわからないとちょっと怖いですよね。

バップ

けど、実は有名なミュージシャンもNFT音楽を制作しているんですよ。

そこで、この記事では有名な NFT音楽アーティストを紹介したいと思います。

この記事を読めば NFT音楽が身近に感じられ、あなたも始めたくなること間違いなし!

ぜひ最後までお読みください。

目次

海外のNFT音楽アーティスト

海外のNFT音楽アーティストを紹介します(以下、敬称略)。

Elon Musk(イーロンマスク)

Elon Muskは米電気自動車メーカー「Tesla(テスラ)」の最高経営責任者CEO。

イーロンマスクはミュージシャンとは言いがたいですが、当時話題性が大きかったので紹介します。

2021年3月16日(現地時間)に「NFTをテーマにした楽曲を”NFT”として販売する」というツイートをしました。

曲調はテクノビートで、「NFT」という単語が何度も繰り返されています。

このNFT音楽とツイートは、ツイートもNFTとして売買できるオークションサイト「Valuables(バリュアブルズ)」に出品されました。

なんと当時110万ドル(約1億1,980万円)を超える入札があったとのこと。

しかし、「やっぱりこれを売るのは少し違うから、今回はやめておく」とツイートし、出品を取り下げました。

バップ

イーロンマスクにとっては、NFTブームに乗っかっただけで、ただのお遊びに過ぎなかったのかな・・・

Linkin Park

Linkin Parkはアメリカの人気ロックバンド。

21世紀で最も売れたバンドとして知られ、前世界累計セールスは1億枚以上と圧倒的記録を作っています。

Linkin ParkのMike Shinoda(マイク・シノダ)氏は2021年2月7日に、NFTプラットフォーム「Zora」でNFT音楽のオークションを開始したことを明らかにしました。

マイク・シノダ・・・ボーカル・ギター・キーボードなどを担当

マイク・シノダ氏がリリースした作品は「One Hundredth Stream」です。

この作品はZoraの公式サイトにMetaMask(メタマスク)などの仮想通貨ウォレットを接続すると購入できます。

2022/3/3時点で6.66 WETH(日本円で約33万7千円)と高額な価格がついています。

発表当時は話題性もあり、さらに高額だったようです。

3LAU(ジャスティン・ブラウ)

エレクトロニック・ダンス・ミュージック界のスターにBlauがいます。

3LAUのアルバム「Ultraviolet」の3周年を記念して、33個のNFTを販売しました。

NFTには

  • カスタムソング
  • 未発表の音楽へのアクセス権
  • カスタムアート
  • Ultravioletに収録されている曲の新バージョン

が含まれていました

NFTとは別に、購入者にはアルバムのレコード盤も提供されました。

この NFTはオークションで販売されましたが、買いが買いを呼び、ついには40回以上も値段が釣り上げられ、最終的に1170万ドルの売り上げになりました。

当時、音楽NFT史上最大の売り上げとなりました。 

そして、Blauはファンド(基金)とブロックチェーン音楽投資会社を設立しました。

楽曲の所有権をNFTとして販売し、購入したファンはロイヤリティを受け取れるNFT音楽プラットホームの「Royal」を2021年8月26日に発表しました。

GFRIEND

GFRIENDは韓国の6人組人気ガールズユニット。

2021年5月22日に解散を発表しましたが、音楽NFTプラットフォーム「The NFT Records」が公式NFT「ありがとう!GFRIEND NFT」を7月26日から8月2日までの期間限定で全世界に向けて発売しました。

「THE NFT Records」は日本発のマーケットプレイスですが、多言語対応多決済機能のおかげでアジア圏を中心にアクセスを獲得しました。

発売した商品はすべて既出作品。

しかし、NFTを鍵として複数の作品をパッケージ化したり、多彩なマーケティング戦略も功を奏して商業的に大きな成功をおさめました。 

昨年10月には解散のニュースが公表されましたが、3人組のユニットで再スタートすることを発表

今後の進路に注目があったウナ、シンビ、オムジの3人は新事務所に移籍し、新グループ「VIVIZ」を結成し活動していくことを発表しました。

SNOOP DOGG(スヌープ・ドッグ)

SNOOP DOGG(スヌープ・ドッグ)は、世界的に人気なラッパーです。

NFTコレクションをCrypto.comで24時間限定で販売しました。

出品されたのは全部で8つの作品。

ひとつの作品はオークションで、もうひとつの作品は1時間限定のオープンエディションで「Death Row」と題した作品はなんと10万8000ドルという高値で取引されました。

スヌープ・ドッグはNFTの大きな可能性を感じており、今後も発信することが期待されています。

Dallas Symphony Orchestra(ダラス交響楽団)

Dallas Symphony Orchestra(ダラス交響楽団)は、メトロポリタン・オペラ管弦楽団のメンバーとのパンデミック時代のコンサートを記念して、NFTをブロックチェーン上で販売しました。

マーラーの交響曲第1番の最終楽章の音声や演奏者と演奏風景の写真など、ユニークな商品をNFT化し販売しています。

収益はメトロポリタン・オペラ管弦楽団の音楽家のために使われます。

日本のNFT音楽アーティスト

坂本龍一

坂本龍一は日本を代表するミュージシャンで、音楽好きで知らない人はいないでしょう。

坂本龍一はNFT音楽に強い関心があり、積極的に作品を作っています。

2021年12月21日〜23日の3日間、「Adam byGMO」で、坂本龍一の初となる全595個の音のコレクタブルNFTが発売されました。

坂本龍一の代表曲と言えば「Merry Christmas Mr. Lawrence(戦場のメリークリスマス)」ですよね。

その「Merry Christmas Mr. Lawrence」の音源の右手のメロディー595音を1音ずつデジタル上分割してNFT化しました。

この録音は2021年7月30日にBunkamura Studioで坂本龍一自らが演奏した2021年ただひとつの「Merry Christmas Mr. Lawrence – 2021」のレコーディングでした。

おもしろいのが、96小節からなる595音のNFTに、それぞれの音が位置する小節の楽譜画像もついていることです。

さらに595音のNFT販売開始後、「Merry Christmas Mr. Lawrence」の直筆楽譜が手に入る権利NFTのオークションも開催しました。

音楽NFTは音源だけではなく、PVや権利などさまざまな商品を紐づけて販売できるのが特徴のひとつです。

小室哲也

小室哲也は「Adam byGMO」で音楽NFT「Internet for Everyone (Mix & Stems)」をオークション形式で販売しました。

原曲をパートごとに6トラックに分解し、オリジナルStemデータとして1トラック30,000円から販売しました。

Stemデータとは、ボーカル、ギター、ベース、ドラムなど楽器ごとの音源をまとめた音源ファイルのことです。

NFT保有者限定コンテンツとして

  • テンポ情報MIDIデータとStemデータのダウンロード権
  • NFTの購入or保有者先着10名に小室哲也が新しく弾いたシンセサイザー音源

を届けることが決まりました。

坂本龍一と同様、NFT音楽業界を盛り上げようと活躍しています。

東京女子流

東京女子流は4人組ガールズグループ。

「days ~キミだけがいない街~」のNFT商品を2021年12月24日に数量・期間限定で発売を開始しました。

音源とともに2021年に行われた

  • 配信ライブ
  • ダンスプラクティス

の映像を盛り込んだスペシャルパックが、わずか50秒で完売しました。

音源のみパッケージも瞬く間に売れる人気ぶり。

バップ

今後の動きも要注目です。

AmPm(アムパム)

AmPm(アムパム)は世界中から注目を集める日本人覆面ユニット。

2021年3月19日から3月30日の期間限定で、AmPmの未公開楽曲「Intro」のNFTがオークション形式で販売されました。

発行枚数はたった1枚で、最も入札額の高い1名だけが購入できる形式を取りました。

バップ

いったい誰が手にしたんでしょうね・・・。

なお、NFTの発行はCryptoGames(株)によって行われました。

SEAMO

SEAMOは、日本を代表するラッパー。

The NFT Records」で2021年9月3日にNFTを販売しました。

NFT化したのは、大ヒット曲「ルパン・ザ・ファイヤー」を5人組アカペラグループ「ハイスクール・バンバン」とコラボレーションした音源。

SEAMOは、CD世代のアナログ感と現代のデジタルの両方の性質をあわせもつNFTに可能性を見出しています。

The NFT Recordsの顔としても注目されるところです。

LOUDNESS

LOUDMESSは、日本人ギタリスト高崎晁が率いるヘビーメタルバンドです。

結成40周年を記念してNFTを2021年8月5日に、Zepp Tokyoの「真夏の追加公演」で披露した新曲「大和魂」と「OEOEO」の2曲をNFT販売することを発表しました。

さまざまな特典をつけ「The NFT Records」で販売し、オークション商品も31万円で落札されました。

The NFT Recordsではクレジット決済もでき、日本のみならず世界中のファンが気軽に購入できることに期待感を示しています。

Perfume

意外かもしれませんがPerfumeも NFTアートを制作しています。

Perfumeは初のNFTアート作品「Imaginary Museum “Time Warp”」を2021年6月11日から販売しました。

3人のパフォーマンスの振り付けから、印象的なポーズを3Dデータ化し作品化。

Polygon(ポリゴン)を採用し、NFTマーケットプレイス「NFT Experiment」で販売開始。

オーク ション販売の結果、2万MATIC(当時、約325万円)で落札されました。

お気に入りのNFT音楽アーティストを見つけよう

この記事では、海外と日本におけるNFT音楽アーティストについて解説しました。

お気に入りのNFTミュージシャンを見つければ、きっと毎日ワクワク楽しくなりますよ。

バップ

ぜひアナタも探してみてくださいね。

参考文献

天羽健介; 増田雅史. NFTの教科書 ビジネス・ブロックチェーン・法律・会計まで デジタルデータが資産になる未来 朝日新聞出版

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次